協会けんぽとは

協会けんぽ

「協会けんぽ」とは、多くの会社員の方が加入する健康保険で、正式名称は「全国健康保険協会管掌健康保険」と言います。当院では協会けんぽが行っている各種健診を受診していただくことができます。

主な健診としては、生活習慣病の早期発見・予防を目的とした35歳以上の被保険者向け「生活習慣病予防健診」、40歳~74歳の被扶養者(ご家族)向け「特定健康診査」、乳がん・子宮頸がん検診などがあります。

被保険者の方(任意継続被保険者の方を含む)

生活習慣病予防健診を受けられます

一般健診

年1回の定期健診です。診察や血液検査、尿検査、胸部や胃部のレントゲン検査など約30項目にわたり全般的な検査を実施します。

  • 対象者:当該年度において35歳~74歳の方。

付加健診

一般健診に加え、腹部超音波検査、眼底検査、肺機能検査、尿沈渣や血液検査項目を増やし、病気の早期発見および生活習慣改善などの健康管理に活かすものです。

  • 対象者:一般健診を受診する方のうち、当該年度において40歳及び50歳の方。
    ※2024年4月より、対象年齢が40・45・50・55・60・65・70歳となります。

乳がん・子宮頸がん検診

問診および視触診、マンモグラフィによる乳がん検査、子宮細胞診による子宮頸がん検査を行います。

  • 対象者:一般健診を受診する40歳以上の偶数年齢の女性で受診を希望する方。
    ※40~48歳の方と50歳以上の方ではマンモグラフィ検査の撮影方法が異なるため、負担額が変わります。

子宮頸がん検診(単独受診)

問診および子宮細胞診による子宮頸がん検査を行います。

  • 対象者:20~38歳の偶数年齢の女性で受診を希望する方。
    ※36歳・38歳の方は一般健診と併せて受診することもできます。

被扶養者の方(任意継続被保険者のご家族の方を含む)

特定健康診査が受けられます

特定健康診査(特定健診)は、生活習慣病に関し、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した健診です。生活習慣病といわれる糖尿病や高血圧症、脂質異常症は、初期には症状がなくても心筋梗塞、脳卒中などの重大な病気につながるリスクのあるものです。これらの病気のリスクの有無を検査し、リスクがある方の生活習慣を改善していくための保健指導を受けていただくことを目的とした健康診査です。

特定健康診査の内容につきましては、こちらをご参照ください。

  • 特定健康診査の対象になる方:40歳~74歳の方が受けられます。受診時に協会けんぽの加入者(ご家族)であることが必要です。